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「De Fietsfabriek」(ディー・フィッツファブリック)

日本のテレビ番組で紹介されたのをきっかけに、オランダにあるこのメーカーを今年の10月に訪ねてみた。アムステルダムに住むトルコ系移民のヤルチンさんが起業したメーカーだ。

ヤルチンさんは、まだオランダに移民として来てまもない時に、ひょんなことから自転車修理を頼まれ自分の才能を見出してしまった。言葉のハンデを超えてできる仕事はこれだと確信し、以後修理とユニークな自転車作りで人気者となったのだ。
(現在はデザイナーとして携わっている)
なかでも子供を乗せることのできる自転車はかわいらしく、2人乗せられる写真2のモデルはそのデザインからも子供が大喜びしそうだ。さらに4人子供を乗せられる写真3のモデルは置いてあるだけでもかっこいい。

この国の自転車の特徴は石畳の道にも耐えられるフレームの重厚さとタイヤの幅だ(写真4)。特に路面電車が縦横無尽に行きかうアムステルダム市内では線路の溝にはまらないようにこの幅のタイヤが必要となるのだ。オランダはその平らな土地の恩恵もあって自転車文化がかなり進んでいる。特に自転車専用路の充実ぶりはうらやましい。
ただ堅実な国民性もあってか町を歩くと、日本でも見かけないような年代物の自転車を乗り続けている人が多い。あのフレームの太さを見れば、その耐久性にも納得する。オランダにはお父さんやおじいさんが乗っていた自転車を受け継いで乗る習慣があると聞いたことがある。おじいさんが走っていた道を孫が同じ自転車で走っているのかと思ったら、ぼくもオランダで自転車に乗ってみたくなった。

※写真をクリックすると拡大します。

  1. (写真1) De Fietsfabriek アムステルダムの組立て工場
  2. (写真2) 子供を2人乗せられるタイプ
  3. (写真3) 子供を4人乗せられるタイプ(さすがに電動自転車である)
  4. (写真4) スタンダードタイプ(フレームの太さに注目)